ひびきつね

困った事を備忘的に書いたり副収入が欲しくて試行錯誤します

人生をよくする為に心がけているほんの少しのこと

私事ですが、最近取り組み始めた習慣として絵を描きはじめました。
新しいことに挑戦することって大変で諦めたくなるけど、とても面白い。
そんな事について書いていきます。

Kids

4月に新社会人がフレッシュな空気を運んできたと思ったらもう大型連休に入ってしまった。
もし「もう1ヶ月」と思ったのなら、恐らくその感覚はもう3ヶ月、もう秋、もう忘年会とあっという間に一年が過ぎ去っていくだろう。*1
漫然と時間を浪費しないためにも新しいことに挑戦しませんか?
新しいことに挑戦するために心がけていることを徒然書いてみました。

とりあえず手を出してみる

心がけている事を書くと先述しましたが、まずはこちらを見て欲しいです。 有名な動画です。

www.ted.com
この動画は3分強と短いのでサッと視聴できます。言語は英語ですが日本語字幕があるので英語ができない人でも見ることができます。
動画は要約する所もない程に簡潔に纏めらいるので全て引用で済ませますが、

「30日間 試しにやってみるのです やってみてわかるのは 30日というのが 新しい習慣を身に付けたり ニュースを見るといった 何かの習慣を絶つのに ちょうど良い長さだということ」

「30日間チャレンジから学んだことがいろいろあります。第一に月日がいつの間にか過ぎ去っていくかわりにずっと記憶に残るようになります(中略)もうひとつ気づいたのは 困難な30日間チャレンジをやる中で 自分に対する自信がついたということです」

小さな持続可能な変化であれば 続けられることをするなら それは身につくということです」

 

動画内でもマットカッツが述べていますが、新しいチャレンジから学べることは沢山あります。

私の場合は絵を描くことでしたが、デッサンやイラスト関連の本を読み実際に手を動かすことで沢山のことが知覚できるようになりました。
それは、車の運転の最中に道路を眺めて一点透視法だとか、グラビアアイドルの扇情的な映像が流れても感情ではなくもっと体を反らせればポーズが映えると考えたり、骨格や筋肉の位置を想像したりするようになった。

また、好きな作風を調べるうちにアルフォンス・ミュシャに出会ったりして美術館に赴いたこともある。
大人になるとどうしても既知の事が増えて変化に乏しいのでどこか停滞しているような錯覚に陥ります。新しい物事に挑戦すると色々なものの見方を得られるし、それがアウトドアなものであれば新しい環境を通して人で出会うことができる。

 

大人になると新しいスキルは身につかないのか?

でも新しいことに挑戦する事ってひどく労力が必要なことで、無知な人から見れば何か一芸を持っている人はまるで天人のようにも感じられる。

そこで個人的に見て欲しい動画がある。ジョシュ・カウフマンの20時間の法則だ。

www.youtube.com

これは前述の動画と比較すると20分弱なので、少し時間が出来た時に是非見て欲しい。TEDは真剣な物事もコミカルに話を進めていくので眠くなることもないし何より「早く本題を話せ」ということがない。こちらはyoutubeの動画だが、動画枠の右下にある字幕ボタンを押せば日本語で視聴できる。
「まあまあ」のレベルなら新しいスキルは20時間で身につくという内容だ。詳しい内容は是非とも視聴して頂きたい。

 

初心を忘れてしまう

私からは一つだけ伝えたいことがある。伝えたいというよりは、忘れないで欲しいことだ。

Kid

20時間の法則の動画内ではまあまあのスキルを身につけるのに方法論を語っている。その4つ目に、苛立ちの壁を克服するために最低20時間取り組んで欲しいと述べている。「全く身につかないし分からない」「自分にはできない」といったフラストレーションをまあまあ上手くなる「20時間」まではある種割り切って練習しようということだ。

自分がこれに付け加えるとしたら、初心を忘れないよう記録して欲しい。
つまり、何かしらの形で残して欲しい。大人が子供の頃の「あの気持」を思い出せないように初心を忘れてしまうためだ。

というのも、私の場合は絵だったが、ある程度上達したり、知識や見る目が養われて物事を知覚できるようになった際に「何で自分にはできないんだ」というギャップがかなり精神的な負担になる。

そんな際は取り組み始めた下手な頃の自分を思い出して欲しい。
私の場合だと最初の一枚目に描いた絵を見返すことで、「自分はここまで上達したんだ」という自信が保てた。
もし挑戦したいことが音楽ならICレコーダに録音したり、勉強なら解答用紙を取っておく、運動系でどうしても形に残せないなら日記に「今できないこと」と「できるようになったこと」を残して後から見返したりする。

何でも良いから自分が成長しているという知覚をして欲しい。

 

子供に接するように

大多数の人は、子供が描いた、頭部から足が出てるようなグシャグシャの絵を見せられても「お前下手くそだな」とか「センスがないよ」とは言わないはずだ。だが、それが自分の事になると十二分に起こり得る。
新しいことに取り組み始めた赤ちゃんなのだから自分を必要以上に責める必要なんかない、という事だけはどうしても伝えておきたい。それが社会に飛び込みはじめた新社会人でも同様である。

 

末尾に

個人的にはこういった新しい挑戦や習慣というのは、得たスキルそのものよりも、附帯する知識や経験の方が重要だと考えています。 私は社会人になってからアコギや一眼レフ、絵を描いたりと他にもとりあえず手を付けたものは沢山ありますが、どれも上手くはないけども取り組む度に新しいものの見方ができるようになって新鮮である。

 

*1:ここで「もう大型連休に入ってしまった」と自分で言っているので滑稽である